素材探しで写真を漁ってたら、プレートアーマー写真が出てきた

 ガラガラに寂れていたのをいいことに、膝裏だのガントレット部分だの普段なかなか確認し難いところを執拗に撮っている。まぁ、撮影者とカメラ、両方アレな感じなんでブレッブレなんですが。


 でもよく見ると、ガントレットの指が動きそうにないんで展示用のレプリカかな?それにしては親指のヒンジやヘルムの後ろの羽根経てとかがやたらちゃんとしてるけど。


 撮影場所はパルケスパーニャ中のなんとかいう博物館。建物の面構がなかなかの難攻不落っぷりで物々しい。


 かわって、和泉の弥生文化博物館より、木の鎧と槍、盾。当然復元品だが実は鎧と盾の出土地は別。リムルダールの「はやぶさのけん」を持ってドムドーラの「まほうのよろい」着てるようなもの…でもないか。




 この鎧はバラされた状態のものを他で見たことがあったが、背中の羽根状の奴の組み方が予想外だった、肩アーマーの類と思ってたのに。機能面での意味合いがわからんが、まぁ、モールドがある方が外側か。
 発掘するのが面倒なので裏はとらないが、確か日本甲冑史〈上巻〉にこのタイプの記述があった筈。挂甲よりも前に載ってたんで、何時の時代の鎧なんだって感じだが、まぁ、弥生博物館で展示してるくらいだから、普通にそれくらいなんだろう。

日本甲冑史〈上巻〉弥生時代から室町時代

日本甲冑史〈上巻〉弥生時代から室町時代


 国立民族博物館より、珍しいアイヌの鎧。胴丸をハーバーク丈にしたような趣だが小札は金属ではなく革。立て札によると大和でも五〜八世紀(だっけか?)頃に使われていた形式らしい。前合わせなので紐がある側が正面。


 同じくアイヌコーナーよりアイヌの剣帯。拵えもアイヌ風なのかな?なんというか無限人っぽい。民博は撮影に際してフラッシュ炊いてもいいトコなんですが、すぐ電池が無くなるのと「撮れてりゃ後で補正できるだろう」みたいな適当な考えなので暗いまま撮影してる。


 西アジアから遊牧民の頭飾り。あのスケール状の丸いのってコインだったんか。

 遊牧民がこういった光物を身につけるのは邪眼を逸らす為だと何かの本で読んだような。


 そしてミュージアムショップで売ってた本から哈尼(ハニ)族の枝族、奕車(イシャ)族の民族衣装。田植えのときの泥対策でこうなってるらしいが、世の中にはこんな、村中総ブルマっ子みたいな世界が実在するらしい。中国すげぇ。


 最初に戻ってパルケエスパーニャのハビエル城博物館遠景。

 内装は全然、現代のものですが一室だけ当時の部屋を再現したものがあってそれはなかなか。むしろ、目玉というかやたら推してるラスコーの壁画のレプリカがかなりショボかった。



 ハビエル城以外の建物はなんか個人的にはイマイチ。道路を広く取りすぎというか、建物の密度が間延びしてるのでどうにも作り物感が拭えない。






 正直ダックが悪いオオカミに騙される系のお話の何か。正直ダックだと?知らんな、そんな生き物は!


 セット的な評価でみるとパルケエスパーニャよりポルトヨーロッパの方が出来がいいような気がする。建物密度が高いというか、ごみごみしてるので何かそれっぽい。まぁ、その分、敷地的にはかなり狭いんですが。





 後、遊園地として見た評価もやはり逆でポルトヨーロッパは乗り物的には色々ショボ過ぎ。アトラクション毎に一人担当がつくことすらなく、2〜3個掛け持ちしてて、アレ乗りたいって言ったら動かしてくれる。みたいな何かこっちが気まずくなるレベルのサビレっぷりだった。まぁ、あのガラガラ加減は平日にいったせいもあるんでしょうが。しかし乗り放題でも元をとるほど乗ることは無いだろうから家族連れでもなきゃパスポートは罠。
 リアルダック二羽。鳴き声が普通に耳障り。


 あまりこれにかかずらってると作業がすすまないのでとりあえずこれまで