悟法を収めれば、死刑囚を背負って河が渡れます。


RQ6でとりあえずキャラクターつくってみるべ思ってボチボチ読んでいたら、バーバリアンで神秘主義者が作れる事に気づいたとおもったら、何時の間にか、『跳躍する虎の学舎』で悟法を学ぶウェポン・セインが出来てた。
何その上納金誤魔化そうとしたら、やたら顔色の悪いプロモーターが刺客を放ってきそうなスクール。やだ怖い。

まぁ、プロフェッションのところでバーバリアンは神秘主義者は選べるんだけど、悟法の項では文明社会でしか流派に入門出来ないような事が書いてる気がするので何か間違ってるかもしれませんが。


悟法の能力は主に3つで、技能の難易度を緩和する事、副次能力値をエンハンスする事、そして呪文のように固有の効果を持つ宿能(Trait)を使用する事になります
この宿能ですが、水の上を歩くだとか、壁を歩くだとか、意成身を飛ばすだとか、雨に濡れる事を拒絶する、竹の枝先に乗る、ありえなほど狭い隙間に入るなど、なかなかそれっぽい物をそろえています。むしろ、あまりにそれっぽ過ぎて、却って西方悟法というものを想像しにくいくらいなんですが。まぁ、俺が東洋人なんでそう思うだけの話ですか


あと変わってるのは効果時間で悟法が使用された目的を果たすまで持続します。戦闘関連の悟法ならその戦闘が終了するまで。河をわたる為に《水面歩行》を使用したなら、河を渡りきるまで。河ならいいが湾を渡るとか言い出したらどうなんだろう?まぁ、その間MPが戻ってこないんで、別にいい気もしますが。
ただ、悟法は発動が遅いので、戦闘関連でも接敵前に使用するのが手堅いはずで。で、この場合、宛が外れて戦闘が発生しなかったら(或いは会敵タイミングがずれた場合)どのタイミングで効果が切れるんだろう?という点は少々気になりますが。

判定には〈瞑想〉〈悟法〉の二つの技能を使い、〈瞑想〉の1/10の値が呪文でいうところの強度に相当するIntensity(以下、仮に念度)の同時に発動できる上限になります。
判定そのものは〈悟法〉で行い、MPの消費と念度に等しいラウンドの練気が必要になります。また〈悟法〉の1/20が一つの宿能に割り当てられる念度の上限になります。
副次能力値の上昇には〈強度〉(Magnitude)と〈念度〉が設定されていて1念度あげるのに強度がいくつ必要かは副次能力値によって異なります。


で、微妙にややこしい話ですが、手元の電子辞書では、MagnitudeもIntensityも両方とも訳は「強度」になっちゃうんですね。
まぁ、適当に造語をあてますたが、、更に困った事に、MRQ2のスピリットマジックの項ではIntensityは精霊の強さを表す単位になってるんですね。
以前はそっちは「霊位」としてましたが、変換をいちいち切り替えるのも面倒なので、なんか両方のニュアンスをうまく汲んだ言葉は無いもんだろうかなーと

90sでのPOWを指す言葉と被るけど「気力」あたりが妥当か?


とりあえずのキャラシー。
パッションの数とかわからなかった(イマイチ読み込んでない)んで有耶無耶に
何気にRuling階級だったので、最初から6pt鎧持ち。あーでも、Encがきっついから当分箪笥の肥やしかも。


ところで悟法を収めた剣士というと、個人的にエリック・ラストベーダーの月下の戦士を思い出すんですが。こー、スペイン風の港町で主人公の名前がモイチで、生きたまま人間の心臓を取り出す骨法使いだとかがいて、ヒロインの名前がチイサイという、今、忍殺が狙いすましてやっている事を天然でやってしまったというか何というか。
そういや、ベイダーもニンジャものを書いてたよーな気が?

月下の戦士 (ハヤカワ文庫 FT (82))

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