RQ6thこうたった


以下、ざっくり見た範囲で気付いたトコ。

能力値は基本平目。4個振って3個とかは無し。ただしオプションで同ダイスの能力値は入れ替え可能。
高レベルキャラクター作成ルールもなし。年齢の上下が選べ技能の自由配分ptと冒険前イベントの数が変わる。
高齢帯では例によって老衰による能力値減少も。まぁ、基本は2d6+15歳のAdlut。だと思う
ラックポイントは能力値依存
ヒロイック・アビリティはなくなった


鎧がやや固めに
武器から必要STR/DEXが消えた
ブロードソードとロングソードがあって両方とも似たような性能なので、その存在意義に疑問を呈しそうになるが、ロングソードは1H/2Hで使用可。つまり3版以前でいうバスタードソードの位置に来る武器らしい。
そんな分類方法があるかどうかは知らないがMRQ2時代で既にロングソード(1H/2H)、ウォーソード(1H)だったぽい。



盾の種類が謎の充実。スクトゥムが単体でアイテム化されたのは何気に初めて?
具体的な武器の組み合わせだったコンバットスタイル名が、何かあいまいな職能名(グラディエーターだのウエポン・セインだとか)に
この辺、社会階級で就ける職種に制限がなかったり(漁師王でも奴隷外交官でも世界設定とGMとの折衝しだいでやりほうだい)と、応用範囲が広いんだか、どうもこー曖昧模糊とした方向に持って行きたいらしい。



技能は地味〜に変化
MRQ2で一旦消えたボート技能が華麗に復活。RQやって結構長いつもりなんだけど、どうにもこの技能をロールした記憶がない。Brawnじゃいけないんですか?
クトゥルフなら少なくとも一回くらいやったような気がしないでもない。鎧着てる奴のほうが水場には近づきたがらんよねー。っていう
後はCultureがCustoms、PersistenceがWill Power、ResilienceがEnduranceに
まぁ、この辺はぶっちゃけどうでもいい。


戦闘周りはほぼMRQ2まんま。
Flurryがコンバットエフェクト(コンバットマニューバー)で復活。ただし素手攻撃のみ。
MRQ1だと接敵状態からFlurryアタックをすると、先手確保>全力攻撃>敵は死ぬ。みたいな酷い事になってた気がするので、これは妥当な変更か。
しかも、あれスキルですらない初期状態からつかえるただの戦闘行動だったというのがなんとも。


魔術系統にミスティシズムが追加。独自の呪文っぽいもの(Traits)を持つ魔術体系として確立。呪文とは別に副次能力値と技能のエンハンスも可能?。
呪文リストが地味に変化
フォーク(コモン)マジックだとブレスofドラゴンとスカイボルト辺りの直接攻撃呪文が消えたりだとか。何故かフロストバイトは生き残った。
あと、神性呪文だとクラッシュofサンダーがサンダー・クラックに名称変更。かな?


一応汎用システムなんで、ここはグローランサ・サプリで修正が入るとこなんだろうけどクリーチャーがグローランサっぽくない
(エルフが人より高身長でトロウルはさらに糞デカく、オーガは普通に醜い等々)
独自クリーチャーが結構多いんだが、なんというか濃ゆい。しょっぱなからコレである。

そして(クリーチャーの章、頭から)二枚目がこう

この辺は特に濃ゆいところだが、何だろう、何ていうか絵に独特のエグ味がある。バルサスとかエレコーゼの頃の天野義孝っぽいというか
他には鳥人だとか豹人だとか。なんかFEDAが出来そうなラインナップ。というより、単に気持ちエジプト神話寄りなのか?


グローランササプリが出ないことにはどうとも言えないけど、とんがった部分をマイルドに均す方向に調整したMRQ2.5って印象か。
リリースと同字にフリーシナリオ配布に出たのは厚遇だと思うけど、まぁ、少なくともGtGが出るまでは塩漬けかな。