二版オプション戦闘ルールの要約

スラッシュとかの効果をイマイチ忘れていたんで、ざっくり読み直した。でもまあ、記憶+自動翻訳なので何か勘違いしてるかも。

部位狙い

判定方法は二種類だが、どちらを採用するかはレフリーに委ねられる。

  1. SRを5*1遅らせる。通常通り命中判定を行い命中部位を±5の間で調整する。但し、部位はダメージダイスを振る前に決定しなくてはならない。
  2. SRを最後(12)まで遅らせる。半分の成功率(切捨て)で判定し、成功すれば望んだ場所に命中する。出目が半分以上、本来値以下の場合、通常通りd20の部位に命中する。

武器狙い/武器落としに関する記述はなし。まぁ、わざわざ武器狙いしなくても2H武器はアレな感じですが

故意のノックバック

(攻撃一回分ではなく)1rd分の行動の代替として可能。この場合、条件付き発動が可。何らかの攻撃判定を行い、成功すれば攻:STR+SIZと防:SIZ+DEXで対抗ロール。勝てば1d3mノックバックさせる。この時対抗ロール値の20%以下で成功したなら標的は(DEX判定なしで)ノックダウンさせられる。5%以下ならばさらに持っている武器を落としてしまう。この判定の中でダメージが発生することはない(壁などにぶつかっても?)。
攻撃側が対抗ロールに負けた場合、DEX×5をロールし失敗すれば1d3m押し戻される。

  • 今気づいたけど、二版ってコレ以外ではノックバック発生しなくなくない?

盾で殴る

攻撃を試みた場合、盾による受けの機会を失う(たとえ技能が100%+で分割したとしても、受/殴を一回ずつ選択することはできない)。そもそも、こんなもの教えてる師範が希少。そりゃそうか

  • コラム分けされてるが、再確認してみたというだけでこの件に関して殊更特別のルールはないというお話。多分

スラッシング

切り武器ならば発生する可能性がある。命中値の20%で発生し、武器本体のダメージを二回振る。SIZ+STRのダメージボーナスは一回判定。
発生した場合、相手の体*2に武器が切り込んだまま残る。そのラウンド中(のいつ?)に命中値の半分で回収判定をする。失敗したなら、以後のラウンドで自分の攻撃分の行動として回収判定を行う。

  • つまるところ三版のインペール相当の性能。体内に残った武器のダメージや盾に刺さったときの処理等は事細かには書かれてないが、インペールに準じる。で、いいんだと思う。

クラッシング

殴り武器で発生。20%。SIZ+STRのDBを最大値にする。武器ダメージは据え置きなのでDBが無い人は出し損。なに、そのウズ前提にしてるっぽいの。-1D4の人に何か起きるのかは謎。素手やセスタス類はハンド・トゥ・ハンドウエポンという別口扱いなので、ここには入らない。


二版では片手剣で突き/切りに両対応しているのはショートソードとレイピアだけで、ブロードソード、シミターで突きは出来ない。
が、スラッシングのルールが採用されるなら(一応この辺選択ルール)3版のようなインペールの決定的な優位性*3はなくなるので、趣味の問題でもなければいよいよもって片手武器でバッソ以外の武器を選ぶ理由は薄くなってくる。
理屈上は刀身の構造は同じで柄が片手半なだけの筈のバッソが、三版で唯一突き不可な1H剣なのは、この二版の優遇っぷりを踏まえた反動のような気がしてきた。

ところでダガーは刃物にもかかわらず、サイズがアレなのでカッティング・ウェポンではなくハンド・トゥ・ハンドウェポン分類になる。なのでスラッシングは発生しない。が、武器カテゴリの処理とは別の特例でインペールするっぽい。なんのこっちゃ。

*1:この数字、5で固定なのか、任意の数値を選んで可変幅も同じ値にするのかよくわからん。でも、まぁ先に決めなきゃならんから可変だったとしても判断材料がない状態で数字を決めることになるか。

*2:ここでいう体は、bodyなんだが胴体ではなく単に身体の意、つまり四肢/頭部に命中した場合は武器が残らないって意味では無い。と、思う。まぁ余程出目が悪くない限り、人間サイズの敵なら四肢がスラッシュされた時点で切れとぶだろうから、刺さるところも残らないんだけど。とはいえ高AP環境ではそうでもないか?

*3:スラッシュの武器ダメージ二回ロールに対して、インペールは最大ダメージ+更に一回ロールなので一応ややお得