唐突にウォーゲームをやらないと死んでしまう病になったような気がした

それもコンピュータでポリポリしたのじゃなくて、紙のユニットをもりもりスタックさせる奴。エリア制じゃなくてヘクスマップの!あー、でもドラゴンパスはちょっと重いんで、なんかもっと軽い奴で。でも戦術/戦闘級じゃなくて、もうちょっと大きなスケールで。
そいうシステムで4枚も5枚もスタックさせて、移動させる度に崩れそうになったり、ペチペチ音をたてて配置させてみたい。
でないと病を患う余り死ぬ。多分。そんな気がする

まぁ、ペチペチ音をたてるのはマナー違反のような気もするが、そんなわけで最近はLegendary Heroesマスコン部分を読んでます。
同様の集団戦闘ルールはHawkmoonのサプリ、Granbretanにもありますが内容は全然別物。一応名前は、LHの方がMass Warfare、GBがMass Combatで、まぁ、どちらも一長一短といったところ。ホークムーンの方がより抽象化されてるかな?


抽象化というかMWFはRPGの拡張ルールというせいか、どうにも1ユニットあたりの管理する数字が多いんである。
1ユニットが持つ能力値は

指揮レート
士気
移動力
耐久値
人員数
戦闘力
防御力
射撃戦闘力
対射撃防御力
最大射程
備考:(AP等)


指揮レート等は指揮官の特殊技能〈指揮〉(LHでの追加技能)か一般技能〈交渉〉から算出され、他の数値は構成員の平均値から導き出される。この指揮能力から戦術ランクという数字がだされ、要はそれがイニシアチブの事らしい。
ああ、ややこしい。


基本的にユニットの雑兵の能力や装備は同じであることを想定していて、PLパーティのようなやたら数値のバラついた愚連隊をユニット化するには向いてないっぽい。このルールでギャザリング・ケイオス隊をつくれとか言われるとちょっと困る。
まぁ、PCは指揮官やれってことか。


指揮官はターンごとにバトルアクションと呼ばれるコンバットアクションのような行動選択をする。
このバトルアクションだが、文中イタリックなのはともかく、なぜか文末には必ず『!』がついていて無駄に熱い!!!!
「彼奴の首をとれぃ!」「構え盾ェ!」とか、なんかそんなノリ
なにかこれだけで現場の混乱っぷりが伝わってくるようだ。


行動選択などが細かいのは、PLの介入できる部分を増やそうという意図なんだろうけど、士気や人数などの数値は逐次変化していくので、ルールとはして結構重い。
一人3部隊くらいも動かせばいっぱいって感じかな?
プレイヤーは1人1ユニットでいいんだろうが、マスターには辛いルールかも。
まぁ、例によって途中までしか読んでませんが


ホークムーンのMCは部隊の戦闘力はコンバットストレングスという1つの数字に集約されていて、後は兵科が歩兵、騎兵にわかれている程度。MWFにあった魔術や攻城兵器のルールはなく、構成員の技能の反映もおおざっぱである。グランブレタンって砲兵科の類は無かったっけ?換わりなのかオーニソプターによる爆撃ルールがあったりする。
MWFの戦闘力が雑兵のメインアーム技能の平均値という、そのまんまな代物なのに対してMCでは兵の錬度が、ヒヨッ子〜エリートといったあいまいな基準で反映されているにすぎない。しかもメインアーム何%までならヒヨッ子とか具体的な目安はどこにも書いてない(と思う)。
MCにもヒロイックアクションという指揮介入手段があるっぽいが、どうもターン毎の行動じゃなくてPCのみの特典っぽい。使えるのが戦闘毎に1d3回だったり、行動も『側面を突け』とか『真紅の憤怒』みたいな奇策っぽいものが多いような気がするし。
こちらは途中どころかまったく読めてませんが


ところで上のマップは、楽天丸さんのところにある無地のヘックスシートとグーグルマップのスクリーンショットから作った。確かアルメニア辺りの何処か

ダック達が守っているのは誰の家なんだろう。人工衛星時代って便利だけどちょっと怖い><
しかし、これで戦場跡とかマップ化できるんだろうか。荒れるか観光地化してるから無理か。
こー、ティムガッドあたりのとか荒野にある奴なら草に埋もれるって事もない気がするんだが。