生きるために殺し、分け与えるために奪え

は、エルフ神殿のバービスター・ゴアに相当する戦神、ベンガラの聖句。
なにか天狗の面の顔料のような気がしたがそんな事はなかった。


もうちょっとドラゴンシェルについて何か書こうかと思ったが、コピーの“Only for live, Only for love.”でこっちを思い出したのでドラゴンシェルについてはまたいつか


以前はエルフ神殿でもこの位置にはバービスターそのものが置かれていた筈なんですが、MRQのELFSで設定に大幅なテコ入れがされて突如なんか新しいのが生えてきた。

なんだろう、この初めてエルマルを見たときのような違和感。パチモン商品を目にしたような生暖かい気分にさせられる似てるのか似てないのか微妙な類似性は。
まぁ、バービスターの位置にくる神格なので当然狂戦士なアレなわけで、一般的な軍神としては、これまたイェルマリオの位置にくるハーラマリオが崇められているらしい。
女性の敵に対する復讐者といった要素は全くなくなったので、「レイピストが!」「男共が!」とかいって戦利品を借り集めるようなプレイはしなくてよくなったぽい。初心者にもお勧め。後述するけど性能は微妙なんですが


そういえばカルト・オブ・グローランサVol.1のバービスターの所をみると、Worshippersのところにderanged psychopathsとある。
酷ぇw
これはアレか、アレな子を投げ入れて引き取って隔離してもらう施設って要素もあるんかいな?こー、シスターofシグマー(モードハイム)的な


で、思えばElfPAcやGods of the Elvesといったエルフに関するサプリは今までなかった(同人誌でさえ!)ので、これが始めてのエルフ神殿に関する詳細な記述ということになる。
全くの手付かずの場所だっただけに、MRQスタッフのフリーダムさが全開で結構面白い。
全然、読めてませんが

エルフの神殿は2つの対立軸と3つのヒエラルキーにわかれていて、ベンガラとハラマリオは、その第二階位の『現し世の神』というポジションになっている。
更にいうとハラマリオは3つのエレメントの内の太陽であり、ベンガラは四位で一つのサイクルを構成する『混成の神々』の一体である。


んで、ここでクレドのDeath to Lifeに戻る。
混成の神々とは要するのこの二つの組み合わせで、他の3つLife-LifeとかLife-Deathとか、まぁDeath-Deathだったりする。なので、タイトルの訳はかなり誤訳っぽい。まぁ、言ってみたかった部分が大きいんだけど。

Life Death
Life Veratha Ferotha
Death Bengara Trigora

4つのうち半分(トライゴラとフェロサ)は何だか悪い方(奪い手)の側にいる。(ダークでなく)ブラック・エルフに崇拝される。誰その人たち?
善い側はベンガラとヴェラーサで二人は双子。でも産まれた時期は違う。え!?

この混成の神が産まれたのはバランスofモーメントという事件に関わっていて、どうやら育み手を再生しようとした(育み手が自己再生しようとした?)動きの結果らしい。
でまぁ、この事件があったのは『赤の時代』よばれる時代の事なんだけでも、太陽であるハラマリオがアレされちゃって冥府下りみたいな話もあるのでこれは大暗黒のことなのかな?
他にも何か奪い手共が退去してやってきて、ベンガラ島が禿山にされて結局ベンガラも討ち死にしたとか、そんな話もちらほら。

でまぁ、何か最終的に和解して、4柱で1つのサイクルを構成するようになったぽい。それどころか今では提供呪文をやりとりするような仲に。クッ...何もかも出来試合だったって事ですかそうですか
ヴェラーサとフェロサはそれぞれ春と秋を象徴してるらしく、とするとベンガラとトライゴラは夏と冬ということか。


ベンガラとトライゴラは少し名前がパチモンっぽい類似をみせてるが、ほかにもベーベスターとかいう、凄くバービスターっぽい名前の何かがところどころに出てくる。
が、現在は死んだ神っぽいのでカルトライトアップは無い。
今のところ個別のカルトライトアップとレリジョンの頭の方を読んだだけなので、どうにも分からない事が多い。やっぱ、神話と歴史のところは通読しないと駄目か。


で、ゲーム的なことをいうと神話だけみると何かいかも凄そうな口ぶりのベンガラですが、
ゲームデーター上のアドバンスは特殊神性呪文《アックス・トランス》と新呪文《テリフィ・テイカー》の二つのみ。
《スラッシュ》も《グレート・パリー》もねぇ!


テリフィ〜が《混沌対峙》のような感じの奪い手用対策呪文なので、普通の敵が相手の場合、頼みの綱は《アックス・トランス》になるわけだが、100%オーバーが攻撃回数に影響しないMRQだとなおさら微妙な感じに。
ウォーカルトの入信者なら、この呪文で成功率あげないとメインアームの使い勝手が不安って事もまずないんだろうし、ロード級同士の戦いになったときに、差分ゴリ押しで押し勝つくらいなんか?使いどころは?
しかしそれをやるよりは、数で攻めてリアクション使い切らせる方が容易な気がする...MRQ的に


まぁ、信仰の規模を考えれば並みのウォーカルトという評価は分相応な気もしますが。
ややこしいんだが、他にも“バーガラの唄”という精霊カルトがCoG.2に収録されていて、そちらはベンガラの復讐者の相だとか。

いやまぁ、皆が好き勝手に拡張するんで一応すり合わせてみました。ってだけの話のような気もかなり