ょぅι゙ょっぽいのは単に土蜘蛛仕様なので身の丈小さくして手足長く侏儒に似たりという言説にしたがったまでです。ええ

なんかもう結構前に「神話改竄とかで結構やりたい放題な藤原家はLoSにおける神知者的ポジションじゃないんだろうか?」とか思った時に描いた、最大の被害者ではないかと思われるところの巨勢姫明神の図。
春日のお山の本来の祭神なのに、一休さんチックな引っ掛け問題に胡乱な答えをしたために、あっさり端っこの方に押しやられ、本地垂迹が流行ったころの鹿曼荼羅に入れてもらえないというか黙殺されて、しまいには実は猿田彦でしたとか言う事にされる、あまりにあんまりな扱いなあたりが結構な萌えキャラでどうしようという感じです。

しかし、まぁ、この巨勢姫、ほぼ抹殺された神格だけあって実はよくわからない神様なんですが。
土蜘蛛の女祭としての巨勢祝が春日氏の氏神の巨勢姫になったんだけど、そのわりには巨勢氏は別にあるっていう。
えーと、単に巨勢っていう単語が当時はよく用いられた慣用句って、だけなんですかね。こー字面からするとthe greatくらいの感じで

なんかどっかにこの辺の朝廷から見た国津神ですらない埒外の土着神。土蜘蛛、蝦夷、国巣、熊襲あたりの神格について触れた本とか無いもんか。
松本芳夫の『日本の民族』って本がこの辺にざっくりと触れてはいるんですが、あまりにざっくりというか、まぁ、民族の本なので具体的な神格の話にはならないというか、まぁ、ずばり知りたいところの容姿に関する情報が無いんですが。いやまぁ、そんな本ないだろうけど。
しかしまぁ、漢字の判別に割と苦労するレベルの結構古い本なんで、現在のこの辺のジャンルの情報の更新ってどうなのよって感じですし。
誰か書かんもんかね。土蜘蛛本。いや、同人誌でもいいんで。