実は全然プチじゃ無かったりする

Petty-Magick, Petty-Sorcerers and Hedge Wizards: Rune Sources

Petty-Magick, Petty-Sorcerers and Hedge Wizards: Rune Sources

  • 作者: Tim Bancroft,Mark Huffman,Miguel Santos,Scott Harshbarger,Brendan Leach,Rosemary Bancroft
  • 出版社/メーカー: Sceaptune Games
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: ペーパーバック
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さて、これが前出の魔術サプリPetty-Magick。内容は新しい魔術体系を追加するもので、まぁ、なんというか名前の語感からFolk Magicのような3版での精霊魔術に相当するような誰でも使えるような魔術体系を期待してたわけですが...

ざっくり概要で説明すると、ようはルーンを使わずにルーンマジック(+このサプリでの追加呪文)を使う系統。ルーンタイプとは異なるDemesneという10種の領域で呪文を分類しており、習得するにはそれぞれ能力値や技能で条件が決められている。
Petty-Magickは最初に選択する事になる基本系統でこれのみがPetty-Magick技能で投射し、他の領域の魔術はDemesne Insight<領域>で投射する。
だったらDemesne Insightでいいような気がするけど、実はこの二つベースの能力値が違う(POW+CHAとINT+POW)なんのこっちゃな微妙な差別化ではあるが。

一度、Demesne Insightで呪文を習得すれば、呪文の投射はPetty-MagickでもRuneCastingでもいいよ。みたいな風な事が書いているような気がしないでもないけど、ちゃんと読んでない。で、技能を修得した時点でだいたい3個くらいの呪文が漏れなく自動習得になります。Petty-Magickの場合、ディテクトマジック、ライト、センスマジック。うん、まぁ、基本的だ。
自動習得以外の呪文習得にはそれぞれのDemesne Insight<領域>で判定する(っぽい)んでPetty-Magickだけあげとけばおk。とはいかないのかな?

で、何がアレって、習得に関わる前提条件が厳しいんである。
Petty-Magickの習得でPOW 14、INT 14、CHA10....なにこれ?パン=タン召喚術の前提条件?
当然他の系統はさらに厳しく、NecromacyだとINT 16 CHA12に加えてアンデッド知識か〈神話〉知識に80%。DelusionはDEXかINTに16、更に手業、隠密、知覚のうち2つに70%か同じ3つ全てに50%のいずれか等など

まぁ、呪文の分類テーブルをみてると、領域1つがルーン3〜4個くらいの量をカバーしてるので、簡単に使えても困るんですが。

例によって新ルール対応の職業が追加されていますが、どう考えても初期作成キャラでDemesne Insightの条件は満たせないので、何の為に存在するものか謎すぎます。
転職用かアドバンスキャラクターで作れって事なんですかね。