三日月刀のような三日月

プログレプログレといえば、KANSASがプログレなのかって結構人によって微妙なトコロだと思う。あとYesとかAsia辺り。イヤ、実はよく知んないんですけど。YESがアリなら、UKは?ジェネシスとフロイドは何時までだったらプログレだったのよ?と、まぁ、ジャンル分けの定義なんて大体が不毛なところに落ち着くのでホドホドにしておいて、

で、そのKANSASのパチも(ry すっごく芸風をリスペクトしたよ!なEUROXが何時の間にか再結成して何時の間にかアルバム出してた。何時の間に出来てた聖闘士星矢の新作OVAのOP曲なんかもやってるそうな。
今聴くとそれほどKANSASって感じでもないんですが、なんか当時、結構そういう言われ方をしてたような記憶が。単にヴァイオリンをフュチャーしてるってだけの話だったのかしら。KANSASの意外にアメロックっぽい部分というか泥臭さは皆無で、もっと綺麗ゝゝした感じの音ですね。なんかフュージョン寄りと言うか。

Dig from The Past

Dig from The Past

で新譜と言っても既発曲のバージョン違いばっかなんですが。
8曲中6つがガリアン・ワールドと星の一秒なのに、フルアルバムとそう代わりない信者プライス!思い出はプライスレス!ブツは有価が資本主義のジャスティス!私めはEUROX様の卑しい下僕であるがゆえクゥンて啼いてお腹見せるお(∪^ω^) どうせ皆、聴きたいのはその二曲なんだし気にすんな!
割と少し前に復刻されたガリアンのサントラもボーッとしてる間にプレミア価格になってしまったので、多少のコストパフォーマンスの悪さには目をつぶるしか!ガリアンOP/ED映像のニューディレクション版収録DVD付という、こーイマイチ無駄な感じがしないでもないサービス精神も発揮されてるし!


と、少々無理やりよかった探しをしてみたんですけど....ね...星の一秒はまだともかくですね....ガリアンワールドの方が、なんか溜め効かせすぎなアレンジがもっちゃりして、変に音が増えて凄くボーカルが埋もれ気味な気がしないでもないんですがどうなんだ。
英語版と日本語版とか言われましても、元々、2番以降は英詞だったんだし、こー、何か少ないトラック数をどうにか水増しして見ましたという感じがヒシヒシして微妙に高く感じるのは、寧ろ俺が輸入盤を底値で買い叩くのが習慣化していたせいで邦楽レートの感覚が麻痺してるという事に...しておく。
まぁ、映像のほうから音だけぶっこ抜きと言う選択肢もあるわけだし...




....映像の方の音源も新録の奴でした\(^o^)/

うん...まぁ、当たり前ですか。
OPは『5分でわかるガリアン』と言った感じの本編編集映像。デジタル処理の恩恵か途中で赤色の抜けが一瞬変に良くなっているのには却って違和感が。
星の一秒は、実写との合成で普通にPV風。


カップリングの残り二つが思いのほか良かったので、まぁ、そっちで元はとれたという事で。
なんか、コレ聴いてる分にはプログレってよりは、ニューロマですな!ロマンティック!こー、鉄巨人の如く地下に穴掘って埋めておいたら、なんか今になって出てきたよ!みたいな奇妙な新鮮さがなくもないかも。ライナーにも書かれていたけど、ガリアンから実に24年にもなるのだ。
ああ、そういえばDIG from the Pastってタイトルもなんかソレっぽい。発掘機甲兵でも意識してるんだろうか?

ところでカップリング二つは新録じゃないような気がするんだけど、そうじゃないんだとしたら声が全く変わってないのにはちょっと驚く。4曲目のCome On and Say HelloはミキハウスのCF曲で『ヘロ〜ヘロ〜ヘロ〜ォォォ』って奴。
ああ、コレってEUROXだったのか。

....ぁあああ、しかし、映像から抜けないとなると、ガリアンワールドがやっぱり気になる。あのやたらベコベコしたベースとなにかにとり憑かれたようなバイオリンソロが無いのはなんとも。

と、ここで財布を狙いすましたかののように、復刻版の再発が!奇しくも今日!w
あー...ガリアンは劇伴、特に欲しいって感じじゃないんだけどな...DL売りがあれば一曲だけで済ますんですが。
(∪;^ω^)