「サンカラストーン...シヴァのリンガだ」/インディアナ・ジョーンズ

というわけで、シャンカラもアルダナーリシュヴァラもシヴァの異名なわけで、アルダナーリシュヴァラは両性具有の状態を指しますが、この神格の誕生譚がまた、インドっぽいアレな感じでして...

昔々、カイラーサ山に神々と聖者がシヴァとパールバティを礼拝に赴いていた頃、その中に”シヴァしか信仰しない”という誓いを立てたブリンギィ仙というおっさんがおりまして、当然というかシヴァの隣にいるパールバティはガン無視

で、やはりというかブチ切れるパールバティ

それでいいのかという気がしないでもないですが、ブリンギィにはえらく好評だったようで一本足でシヴァに喜びの踊りを踊って見せたります。

という、話がエソテリカの黄色のに書いてた
そういやこの本、表紙からしていきなりアルダナーリだし

今回、話を読み返すまで、てっきりブリンギィが礼拝しやすいように合身したのかと思ってたらぜんぜんそんな事はなかった。
ああ、うん、まぁ、インドだし、そんなもんか

で、他の人物について触れるとカルティケーヤはアグニとスヴァーハの息子で六面十二臂で孔雀に乗った軍神。別名のスカンダ=韋駄天の方が通りがいいと思う。
んで、カルティケーヤの親はアグニとスヴァーハの筈なんだけど、中の人は(霊的には)実はシヴァとウマーで、だからカルティケーヤはシヴァの息子になるとかかんとか。
んで、ウマーはパールバティの異名ともされるが、それ自体”母”の意とも
あぁしかし、昔、ねこ汁に「ガネーシャってシヴァの息子でもなんでもないんじゃ?」とか
つっこまれていた事を思い出してしまうようなエピソードだ。